2009年07月07日
劔岳 点の記
ここ最近で、一番見たかった映画です。
新田次郎が綴る山と、それを取り巻く人間模様。
そして不器用で崇高な人間達が好きで
とても楽しみにしてました。
感想はというと・・・スクリーンで見て良かった
今や・・・CG全盛の時代です。
どんな美しい景色も、あり得ない風景も、
簡単に合成できる時代です。でも、この映画には
今しか撮れない時間と風景を切り取ってやる!
そんな作り手の想いが感じられました。
ある広告写真家の言葉を思い出しました。
この世界に存在しないものは写真には写らない。
仕事で安易にCGとか指示する自分が恥ずかしい。
映画にもどりますが、キャスティングもいい。
主演の浅野もいいが長次郎役の香川照之が非常に良い。
しかし、僕は長次郎のような謙虚で崇高な人間には
とうていなれそうもない・・・無理
Posted by teamfutan at 19:43│Comments(0)
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